今回は乾燥対策の「油分」について書いていきたいと思います。
乾燥するとオイルやクリームを使うことが増えますね。
どの「油分」を選択して使うか、ということも大切になってきます。
大切な「水分」についてもこちらから読んでいただけると、より深く知ることができます。
乳液・クリーム・オイルの違い
乳液・クリーム・オイルは、構成する成分がまったく異なります。
クリームは、アロマテラピーでよく使用するミツロウを使ったクリームとします。
水分が多いのは「乳液」
肌ケアの過程で、化粧水の次に乳液を使用される方も多いと思います。
乳液を構成する成分は主に、水分・オイル・乳化剤。
見た目はクリーム状ですが、水分が保湿対策の種類の中では比較的多くなっているのです。
乳液を使うことで、油分と油分に溶けやすい美容成分を、肌に浸透させることができます。
しかし化粧水と乳液だけで終わってしまうと、カバーする油分が少ないため、乾燥対策には少し物足りなさを感じることがあります。
油分の補給はオイルを基本に
オイル(キャリアオイル)は油分の補給におすすめです。
オイルにはたくさんの種類がありますが、迷ったときは冬場にホホバオイルを、夏場はスイートアーモンドかグレープシードオイルを選ぶと、良いでしょう。
その他にも美容成分を足したいときは、マカダミアナッツオイルやアルガンオイル。紫外線対策をしたいときはホホバオイルやラズベリーシードオイルといったように、目的に合わせてブレンドするのも楽しいですね。
クリームは乾燥対策の絶対必需品!
クリームを構成する成分は、主にミツロウ・オイル。
同じクリーム状の乳液と異なるのは、水分を一切使用しないこと。
乾燥対策でクリームは、化粧水でしっかり肌に浸透させた水分を、外に蒸発させないようにする役割を担ってくれます。
ミツロウは「動物ワックス」に分類され、カバー力に優れているので乾燥対策には欠かせません。
おすすめのケア方法
- 化粧水で水分をしっかり浸透させます →乾燥対策「水分」はこちら
- 乳液またはオイルで、油分を補給します。
- クリームで水分と油分が逃げないように、フタをします。
乾燥が強めのときにはスペシャルケアとして、クリームでパックもおすすめです。
最後に使うクリームをいつもよりしっかり目に、肌に乗せていきましょう。
そのあと、手の平で顔を包み込むようにし、温めます。
もうこれだけで、翌日の肌はモチモチ♪
応用編[ハンドケア]
乾燥がつらいのは顔だけではありません。
意外と人に見られることの多い手のケアも、クリームを使って効率的にいきましょう。
- クリームをしっかり、多めに手に塗っていきます
- 手袋をはめるのがおすすめ。ビニール手袋でも、保湿用の手袋でもOK。
乾燥がひどいときは、数日続けてみてください。
肌の回復力のすごさにびっくりするかもしれません。