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精油を選ぶときに注意すること。~精油は飲んでいい?~

2020年8月11日更新
2015年11月25日公開

ホームケアアロマ アロマリの長澤です。
私自身、アロマテラピーを趣味として楽しんでいた時期、セラピストとして活動していた時期を経て、現在のインストラクターとしての活動をしています。
そんな経験をしてきた私がお伝えしてきたい「精油を選ぶ注意点」をお届けします。

「最近アロマ始めたんだけど、高い精油と安い精油があって・・なにが違うんだろ?」
「飲める精油があるって聞いたんだけど、飲んで大丈夫かな?」

そんなことを考えたことはありませんか?

精油ってすごくたくさんの種類がありますよね。
現在でも200種類を超える精油が存在していて、まだまだ研究が続けられているので、増えていくことが予想されます。

同じ精油の種類でも、色んな表記があることをご存知ですか?

「この精油は肌には使用しないでください」
「この精油は飲用して頂けます」

同じ名前の精油なのに、表記が異なる理由はなぜでしょう?
表記の理由や、”飲める精油”についても触れていきたいと思います。

アロマ・インストラクターの私は、精油を飲むことには賛成できません。
精油を飲んで起こり得るトラブルの可能性についても解説していきます。

精油1本に含まれる植物の量はとても多い

芳香成分(香りの原料)を含む花や葉・果皮などをたくさん集めて、やっと数ml取れます。
通常の精油瓶1本が10mlですが、ローズは1tを超える花びらが必要になると言われています。

少しは想像してみてください。
たった1本の中にとてもたくさんの花などの香り成分が凝縮されているということがわかります。
今までの精油1本の感覚と、全く違ってくるのではないでしょうか?

精油の1滴は0.05mlが基本です。

通常アロマサロンで全身トリートメントをしてもらった際に使用する精油の量は、1%濃度を基本としているところがほとんどです。

キャリアオイル30mlを全身で使用するとき、1%の精油を使用すると何滴の精油が必要でしょうか。

精油量としてみると0.3ml。
0.3mlは6滴分となります。

全身をトリートメントするために必要な精油量は6滴、たったの0.3mlなのです。
思ったより少ないと思いませんか?

それなのに、とても香りもいいうえに、しっかりリラックス出来る。すっごくスッキリする。

なぜでしょう?

そこで最初の話につながります。

芳香成分(香りの原料)を含む花や葉・果皮などをたくさん集めて、やっと数ml取れます。
たった1本の中にとてもたくさんの花などの香り成分が凝縮されているということがわかります。

精油の1滴には、すごく多くの量の植物が含まれていることをご理解いただけたでしょうか?

精油にはグレードがある

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「この精油は芳香のみに使用してください」との表示がある精油を見たことはありますか?
「サロンでは全身に精油を使ってるのに、なんでダメなの?」と疑問に思ったことはありませんか?

精油にはグレードがあり、サロンで使用されている精油は、グレードの高いものを使用しています。

「芳香のみで使用してください」表記のある精油は肌に使用する際には安全だと言い切れません

サロンで使用されている精油は、海外では「化粧品」「医薬品」と同じぐらいの扱いの精油がほとんどです。
きちんと使用された植物の産地・品種・成分の詳細などが分かっていて、農薬などの検査もされ、「管理されている」精油を使用しています。
しかし、芳香のみの表示がある場合、そこまで厳重にチェックされていません。

よって、「芳香のみで使用してください」などの表記のあるものは必ず「芳香」のみで使用ださい。
肌に使用すると肌のトラブルが起こる可能性もあり、トラブルをメーカー側に訴えたとしても、表記してありますので相手にしてもらえません。

精油のグレードの見分け方

なぜすべての精油を品質管理をしっかりしないかと言うと

「費用がかさむから」

単純に考えると…
検査に出して、人件費を使い、成分を表示できるようにラベル作り・・
すでに値段が上がりそうな予感がしますね。
かなり簡単にお伝えしていますが、お察しいただけましたでしょうか。

品質管理のレベルは、精油の金額を見ればわかります。
精油の金額差があるのは、はっきりわかりますね。

飲用可の精油には注意書きがある

精油の飲用に関しては、日本の範囲だけでは言いきれないものがあります。

それは

海外では精油をお医者さんが処方して、薬局でしか手に入らないところもある
海外ではセラピストの地位が国家資格
日本の法律では雑貨扱い

という理由からです。
「飲用可」との表示があるものは大抵海外からの輸入ものです。
特にアメリカですね。

しかし添付文章をよく読むと「食品添加物」としての扱いということが表示されています。
食品添加物としてよく見られるものとしては、食紅やバニラエッセンスなどがあります。
大量に使用するものではないことをわかっていただけると思います。

インストラクターとして飲用をおすすめしません

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私のインストラクターとしての意見としては

「精油は飲用するのは危険」

という結論です。
ここまで読んでくださった方は、精油が1滴ですごく凝縮されたものであることなどはご理解いただけたかな?と思います。

凝縮された精油が体内に直接入るということは、どういうことか考えてみてください。

精油は内臓に直接触れます。

刺激はないのか?
どこにどんな刺激があって、どんな反応が出たかすぐに分かるか?
トラブルがあった場合、原因が精油であるトラブルに対応してくれるお医者様が近くにいるのか?

身体の中をぐるっと回った後は肝臓で解毒されます。
精油は水分とは混じり合わないため、その部分の精油濃度は高くなり、解毒にも時間がかかります。
肝臓の負担も大きくなります。

そんな事を考えると怖くないですか?

内服(飲用)することは、内臓が外から見えない部分であるからこそ、安全安心に、そして長く使っていただきたいと思っています。

植物の成分を飲用したいときはハーブで代用

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飲むのは精油じゃなくても良いのでは?と思っています。
精油は植物から抽出されていましたよね。
つまり、抽出される前の植物を飲めば同じことだと考えます。

いわゆるハーブです。

ラベンダー、カモミール、ローズ……
スパイスの類もありますね。ジンジャー、ローレル、シナモン……

お料理に使ったり、食後やティータイムにハーブティーとして飲んだり。
またハーブそのものは抽出される前の状態ですので、成分として含まれている量も少量で、体の負担は少なくなります。

そういった理由から、私は飲用するならハーブをおすすめしています。

※精油を飲用することをオススメしている考え方を否定する訳ではなく、これは私個人の見解です。

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